京都の定番土産、八ツ橋の歴史

京都のお土産といえば、生八ツ橋です。
京都にはもっと素敵なお土産がいくらでもありますが、生八ツ橋は京都土産の定番として根強い人気があります。生ではない八ツ橋も含めると、京都を訪れる観光客の約4割がお土産として八ツ橋を購入しているというデータもあるそうです。
八ツ橋の歴史は古く、江戸時代半ばに茶店で出されたのが始まりとされています。当初の八ツ橋は生ではなく、米粉に砂糖とニッキ(シナモン)を混ぜて蒸しあげた生地を、薄く伸ばして焼いた堅焼き煎餅の一種でした。生八ツ橋が登場したのは今から50年ほど前のこと。固焼きの八ツ橋と比べると歴史はずっと浅いのですが、駅で販売されていたこともあって、人気の定番土産となりました。
京都には八ツ橋を製造・販売している会社がいくつもあり、中でも「聖」の名前で知られる聖護院八ツ橋総本店と、「あんなま」の本家西尾八ッ橋は創業300年以上の歴史を誇る老舗です。「夕子」で知られる井筒八ッ橋本舗は1805年創業、「おたべ」で有名なおたべは意外にも歴史が浅く、八ツ橋を作り始めたのは1957年となっています。
京都の町を歩いていると、有名観光スポットを中心に八ツ橋製造元の直営店が点在しています。特に本店では、作りたての八ツ橋が試食できたり、本店のみの限定商品があったり、カフェが併設されていたりします。特に併設のカフェは、京都ならではの雰囲気とおいしい和菓子を楽しめるのでおススメです。